忍者ブログ

骨董品/骨董市ネットギャラリー

骨董アンティークが大好きなあなた、「なんでも鑑定団」を見ても良く分からないあなたに、ビートルズと共にお気に入りの”逸品”を探すきっかけを持って頂くためのサイトです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

骨董とは?

骨董とは?

色々な定義やニュアンスがありますね。

後世に伝えるべき文化的な価値があるもので、制作された年代が判定できるもの。

金銭的な価値が高い・安いということと、「骨董」であるかどうかは、関連しない。

PR

骨董品/BOOK 骨董入門

この頃、骨董に関する本を読んでいます。活きた色々な情報や、骨董に関する考え方が載っているので、レビューしようと思います。今日は「暮らしのなかに活かす 骨董入門」という本を紹介します。私が骨董を好きになったのは、金銭的な価値や鑑定などに興味がある訳ではぜんぜんありません。ひとりの空間設計者として、空間を彩る、歴史を生き抜いてきた「モノ達」に敬意をはらいながら、その良さを自分の感性で感じて、皆さんへ伝えたいなあ!という想い。
骨董って、エコ視点、良いものを長く使うという考えでは、現代にあっているのではなかなと思います。骨董という語は、古代中国に発して、ゴチャゴチャした雑多なものの代名詞で、後になって古道具や古美術品さすようにもなったようです。(はじめ、より)

骨董とは、雑多な物(量)から、長く役立ち美しい物(質)を選び出すこと!!

目次をみると、
①暮らしのなかに活かす骨董のある風景 ⇔ 空間の中での、骨董品の存在感!
古き良き物は、いつまでも愛され、このように生き続けている。   

②骨董とは何か 
基本的な骨董の定義を考えて、骨董の魅力的な世界へ ⇔ 

③骨董にはどのようなものがあるか ⇔ ここで、骨董の種類を再確認!
やきもの(中国のやきものと家具、朝鮮のやきものと家具)、絵と書、漆工芸、時代家具、仏像、木工芸、竹工芸、時代きれ、硝子工芸、装身具、西洋アンティーク

④骨董はどのように選び、買ったらよいか

⑤骨董はどこで、どうかったらよいか

骨董品の世界を、金欲的な価値感ではなく、空間やモノ的視点から、良いと思われるもの・価値があると思われるもの・好みにあうと思われるものを、探す世界と捉えまとめている本で、骨董品を雑多で価値があるか分からないけれども何となく好きだ、でも、難しい・迷っているという方には、参考にある一冊だと思います。

↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董品 歴史的に見るとどう理解すればよいのかな?

骨董や骨董品というと、歴史や風土ときってもきれない関係です。骨董品に関る歴史や古さを、ポイントを押さえて整理したいと思います。

問題)
骨董品として扱われるモノは、どれくらい古いものか?

回答)
イギリスでは今から100年以上経過したものを総称して「アンティーク」と呼ぶそうです。日本の100年前は明治41年。でも現実には大正・昭和のものの中にも、骨董品と扱われている価値のあるものもあります。96歳のおじいちゃん・おばあちゃんが「明治生まれ」?


問題)
やきものが始まったのは?

回答)
1万3000年前の縄文時代に、世界最古の「縄文土器」が始まり。 (想像外の古さですね?!)


問題)
やきものの骨董品として、特に人気が高い「伊万里」は何時ごろに始まったか?

回答)
江戸時代初め、17世紀初頭(1600年前半)に、李参平が有田の地で「磁器」を作りはじめたのが始まりなので、400年前。(3桁だと想像できますね。)  祖先1人の寿命が60年とし重複期間が40%とすると、およそ10世代前、想像できるからロマンがありますね。祖先はどういう人なのだろう。そういう楽しい生活をしていたのだろうって?

こんな風に考えると、骨董品が身近に感じられて、楽しくなって来ませんか?

  ↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董って、そもそも何か?

骨董って定義が難しいように感じませんか?私自信もすっごく魅力を感じるのですが、何なのか、定義みたいなものが良く分かりません。取っ付き難いところがあるようにも感じます。そこで、11月6日より、NHK趣味悠々講座「骨董を楽しもう」で紹介されている定義を紹介して、私なりの解釈にします。

「骨董って何だろう?」 (NHKテキストより)
そもそも骨董にはどういう意味があるのでしょうか。そして古美術、古民具とはどの違うのでしょうか。知っておきたい基礎知識を紹介します。
 骨董は文化の屋台骨
骨董という言葉には諸説ありますが、北宋(ほくそう)時代の中国で生まれた言葉という説が有力とされています。北宋時代(960~1127年)は、科挙制度が最盛期を迎えていた時代。優秀な官僚たちは、過去の文化や多くの民族が残した貴重な美術品ことが、文化の屋台骨と考えたのです。その屋台骨の「骨」が整理されたもの、分類されたものという意味の「董」と結びついて、骨董という言葉になったようです。本来の骨董という言葉には、「各時代の民族が存在した証としての美術品」という意味が込められているのです。

骨董の定義というものが、少し分かってきたようなイメージになっています。でもでも、もっともっとこの世界は深いのだと思います。私は、民芸や骨董という世界が大好きです。きっと、先人の知恵に感動しているのだと思います。

↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「新物(あらもの)」

現代に作られたもの、比較的新しい品物と判断できるもの。古美術・骨董に対する新しいものという意味に使われます。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「写し」

昔からの優れた作品の様式や雰囲気を模して作られたもの。オリジナル作品として扱われ、贋作(がんさく)とは違います。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「うぶ荷」

地方の古い名家などの蔵に回って、直接買い付けた古美術品や骨董品。「うぶ」は初とか生の意味。今まで人目についていない初めて見る品物から、うぶ荷、またはうぶものと言います。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「海揚がり(うみあがり)」

海底に沈んでいた、荷を積んだ難破船などから引き上げられた品のこと。その種の古い備前焼のことを、海揚がりの古備前などと言います。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「釉薬(うわぐすり、ゆうやく)」

陶磁器の表面を覆うガラス質の膜。素焼きにしたものへ釉薬をかけることで、吸水性や漏水性を無くし、強さを増すとともに、表面になめらかな光沢が出ます。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「窯疵(かまきず)」

使用中の傷と区別して呼ぶ言葉で、やきものを焼成中に出来た傷。欠けたヒビが入っていても、傷は釉薬の下にもあります。重ねて焼いたことでついた傷は、傷ものにはなりません。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「貫入(かんにゅう)」

釉薬に入ったヒビ。ヒビが釉薬だけにあって、胎土(陶磁器を形成する土などの素地)に影響がないもの。その趣きを楽しむために、作為的に貫入を出して仕上げたやきものもあります。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「完品(かんぴん)」

傷などの欠陥がなく、付属物などがすべてそろっている品物のこと。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「景色」

陶磁器を鑑賞するとき、釉薬の色合いや流れ。窯変(ようへん)、修復など、制作など、制作途中や使用により生じた見どころによって、趣きや雰囲気が増す場合に使う言葉。日本人独特の感性です。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「古渡り(こわたり)」

桃山時代から江戸時代以前あたりに、外国から渡米した品。貴重で高価な道具類や、裂(きれ)類などがあります。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「仕込み物」

主に書画などで大量生産されたもののことで、よいものはありません。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「時代が下がる」

制作年代が新しいという意味。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「自然釉(しぜんゆう)」

無釉(うわぐすりをかけない)陶器を窯で焼成中に。燃料の薪の灰が、自然にやきものに降りかかると、灰の中のケイ酸分が溶けて表面がガラス質の膜に覆われることがあります。自然な釉薬ということで、自然釉と呼ばれます。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「上手物(じょうてもの)」

色や絵柄など、品質が優れていると判断されるもの。「下手物」の反対で、ランクやクラスが上の作品を言います。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「育てる」

使い込んで味わいを出すこと。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「繕い(つくろい)」

骨董品で修復されている品物。わからないように修復されたものも多いので、購入に際しては注意が必要です。修理品は傷のないものに比べて、数段安くなります。やきものの直しの方法の一種で、割れや欠けた部分をうるしで補修した上から、金粉をまいて磨いた金繕いや、銀粉を使用した銀繕いなどは、景色として鑑賞の対象になります。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「伝世(でんせい))」

「伝世(でんせい)」とは、古くより人の手から手へと大切に保存され、伝えられてきたこと。「正倉院」で秘蔵されてきた美術品、桐箱入りで古くから大切に使われてきた茶碗なども、伝世品と呼ばれる。反対の言葉としては、土の中から掘り起こされた「発掘品」(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「共箱(ともばこ)」

「共箱(ともばこ)」とは、古美術や骨董品を入れた箱。その品ができた当初から納まっていた箱で、茶碗や壺などの箱には作者自筆の落款(らっかん)が入っていることもあります。時代を経た味わいのある本当の共箱は非常に少なく、後世に合わせられた箱(合わせ箱)であることが多いのが実情です。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「ニュウ」

「ニュウ」とは、やきもののヒビ。表面の釉薬から胎土にまでヒビが入ってしまっているもの。磁器の場合は、骨董としての価値が下がるので、購入前にしっかり見ることが大切です。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

骨董を楽しもう 骨董用語「ホツ」

「ホツ」とは、器の縁や高台などの小さなそげ落ちや、欠け傷のこと。金繕い(きんづくろい)で修理する。(NHKテキスト参照)
↓ 人気ブログランキングへ、応援をよろしくお願いします。
banner_02.gif

ブックマークに追加する

Copyright © 骨董品/骨董市ネットギャラリー : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]

管理人限定

フリーエリア

京こらぼ他

【京こらぼ】プロジェクト



最新コメント

[07/11 骨董品/骨董市ネットギャラリー]
[07/09 マリア]
[07/04 骨董品/骨董市ネットギャラリー]
[07/04 質屋のブランド]
[06/15 Shiho]

ブログ内検索

カテゴリー

フリーエリア

アドセンス

アドセンス2

BOOK4

全国伝統やきもの窯元事典



骨董の見方ハンドブック



やきもの事典増補



くらしのやきもの事典新版



日本美術読みとき事典新装増補版



すぐわかる日本の伝統色



骨董物語



現代陶工事典

BOOK3

月刊誌【年間購読】目の眼



小さな蕾 2010年 01月号 [雑誌]



オールド・ノリタケと日本の美



スティグ・リンドベリ作品集



日本のガラス



Discover Japan創刊第2号 酒



日本民具の造形



日本の生活デザイン



民芸 あたらしい教科書



器つれづれ 白洲正子



はじめての骨董鑑定入門



世界のテーブル絵典

BOOK2

勘助物語甲斐犬になったオトーサン



骨董屋の盃手帖



古布に魅せられた暮らし(其の3)



酒呑童子絵を読む



骨董屋どぼん



白洲スタイル



李朝白磁のふるさとを歩く



京都でみつける骨董小もの



京の町家小路散歩



日本の伝統美を訪ねて



目の眼 2009年 08月号



東京神社・仏閣巡り街ネタ帳



目の眼 2009年 07月号



青山二郎と文士たち



骨董学校はミステリー

BOOK1

骨董古美術の愉しみ方



文士と骨董



和楽 2009年4月号



かんたん可愛いもめんの着物



骨董緑青(vol.39)



骨董緑青(vol.38)



骨董屋の盃手帖



骨董縁起帳(2008秋冬)



骨董を楽しもう



食卓を彩る骨董のねだん



一万円の骨董・アンティーク



瓦楽多陶讃の骨董日記



美しき日本の手技



そう、これも骨董なのです。