今日のテーマは「鑑定」。モノの価値を決めた基準と背景を「なんでも鑑定団」から学ぶ。
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昨日の「開運!なんでも鑑定団」を見ました?
昨日は青磁の話の背景を説明していましたが、今日の記事は「蒔絵」です。青磁は後々に公開されているYOUTUBEで探して紹介します。
今日の話題の漆器は、縄文時代からある技術で、奈良時代に中国の唐の影響を受けて発展していきます。 「象彦」のような「京漆器」は、室町時代から始まります。江戸時代は将軍家の庇護の下すごく発展しました。
依頼品の特徴(本物) 全体的に質が高いが、特に金粉と銀粉のグラデーション、金粉のさびによる表現等が、他にはない価値の高い技法である。
「象彦」の由来
蒔絵の技術で秀でていた三代目の名匠・彦兵門が、晩年に「白象と普賢菩薩」を描いた蒔絵額を菩堤寺に奉納した。 それが大評判になり、人々はこの額を象牙屋の「象」と彦兵衛 の「彦」の二字をとり、「象彦の額」と呼ぶようになったそうです。 「象彦」は寛文元年(1661年 )に創業以来、象彦は京漆器の伝統を受け継いで三百余年の歩みを続けている。象彦のHPは
こちらです。長い歴史を築いてきた蒔絵の老舗です。本物の世界を堪能してください。
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