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「和」を楽しむための大人の骨董入門書。全編に渡って、安河内さんが伝える「和の心」品々に対するやわらかい愛情が感じて、 すごく読み易い骨董入門の好著。
また、まさに大人の美学。著者の人生観が、終章の「骨董の命もまた人の生命と変わりません」に垣間見える。 生きているものも、古いもののも全体が大きな生命の流れのようなものに包含されているという透徹した世界観 「人生は変容し、変転しうる」「古美術にも生命というか『気』のようなものがある」といったものは、 死に瀕する二度の大病を患った安河内さんの体験から出てくるものか。楽天やアマゾンのレビューで評価されている本です。
実際に読んでみると、面白いですね。 「骨董だからこそモダンな空間がつくれる」という安河内さん。 モダンな雰囲気や新鮮な安らぎが得られる「骨董のある暮らし」を具体的な事例で御説明してくれています。
骨董のある空間を手軽に作るための方法として、骨董市やオークションについてまとめてあります。 「古ければいいわけではない。高ければいいわけではない。」ともに暮らす生活骨董や掛け軸の選び方。 日本画の真贋(しんがん:ほんものとにせもの)の見極めから、リビングの和的ひと工夫まで。と書いてあることが、 すごく具体的に分かります。
あなたは、自分の暮らしの中に、ワンポイントからでいいので、それぞれの好みの骨董品・アンティーク品を入れて、 くつろぎたいと思いませんか? 骨董品というと、すぐに金銭的価値と結び付けたいという方が多いですが、他人や流行が決めている価値よりも、 自分にとっての価値、自分の感性とのマッチングの価値を大切にできるあなたにとって、最適の骨董生活入門書だと思います。
ちなみに、「開運!なんでも鑑定団」の番組の前は、骨董の世界で鑑定という考え方がなかったことを、この本で知りました。
知識ゼロからの日本絵画入門
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くつろぎを知る大人の骨董生活入門
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